外国債券ETF
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外国債券投資の魅力



外国債券投資がおすすめな理由

投資信託の1つに、外国の債券や社債に投資する「外国債券ファンド」があります。
最近は新興国の発展が期待されているせいか、外国株式ファンドに人気がありますが、ここでは、国際分散投資に不可欠な外国債券投資の魅力を挙げています。
外国債券ファンドに投資すると、各国の債券からリターンを得ることができます。
数年来、日本の長期金利は1~2%で低い状態となっていますので、日本国内よりも高い金利で運用できるチャンスがあります。


ETFなどファンドがおすすめな理由

外国の債券の高い金利水準に魅力を感じたのなら、外国債券を直接買うことも選択肢の1つです。
しかし、ETFなどの「ファンド」としてたくさんの債券に分散投資すれば、個別の国債・社債の価格変動リスクを抑えることができ、長期運用で安定したリスク・リターンの管理ができます。
さらに個別の外国債券は売却時に高い手数料が掛かりますが、ETFならいつでも追加で購入でき、個別の外国債券よりも中途換金・解約などが簡単にできます。
実際、日本のような低金利の国だけでなく、欧米の年金などでも、各国の債券に国際分散投資をするのは常識となっています。
外国債券に投資することで、「金利」の分散だけでなく、「通貨」の分散もできますので、仮に日本がインフレとなって円安が進んだ場合でも、「インフレリスク」の備えになります。


外国債券投資のリスクとリターン

外国債券ETFなどのファンドは各国の国債・社債に投資するもので、一般的に株式と比べて期待リターンは低くなります。
「金利変動リスク」や、「為替変動リスク」によって元本が減る可能性もあります。
分散投資の効果を理解して、ポートフォリオの一部に組み込めば長期運用で安定したリターンを得ることが期待できます。

日本のように貯蓄の多い国の投資家が、外国債券ETFなどのファンドを通じてこれから発展しようとしている国で発行される国債・社債を買えば、間接的にその国に投資したことになります。
「貯蓄余剰」の国から「貯蓄不足」の国に資金が流れることは、世界経済の発展にもつながるのではないでしょうか。






外国債券投資の為替リスク



国内債券よりも金利が高い外国債券(外債)に魅力を感じる人も多いと思います。
外国債券には国内債券にはないリスクもあります。
それは、為替変動リスクです。

満期を迎えたときに購入時より円安であれば、為替による利益(為替差益)を得られますが、反対に円高になると為替による損失(為替差損)を受けます。
為替差損により、せっかく得られた高い利子も相殺され、元本割れするケースもあります。
外国債券投資を考えるときには、金利の水準だけでなく、為替の動きにも注意する必要があります。
1ドル95円のとき、1万ドルの債券を購入するのに必要な額は95万円です。
1年後の償還時に、円高ドル安になって1ドル80円のときに円に戻すと償還金額は80万円と投資金額との差額の15万円が為替差損です。
反対に、1ドル=110円の円安ドル高に円に戻すと償還金額は110万円になり、15万円の為替差益を得られます。
外国債券の償還時にタイミングよく円安になれば高い利子と為替差益の両方を得られますが、逆になると損失を受けることもあります。






外国債券投資<ゼロクーポン債>



国内債券の満期までの期間は2年、5年の中期国債や10年の長期国債などが主流ですが、外国債券は期間20年、30年などの「超長期債券」の品揃えも豊富にあります。
代表的なのがゼロクーポン債(割引債)です。
長期の資産運用などに向く商品なのではないでしょうか。

ゼロクーポン債は額面金額より安い価格で発行・販売され、満期に額面金額が戻ってきます。
途中の利払いはありませんが、販売価格と額面金額の差額が利子に当たります。
米ドル建てやユーロ建てのほかにも、新興国の債券もあります。
ゼロクーポン債のメリットは複利効果を期待できること。
満期の長いゼロクーポン債は、複利効果が大きく期待できるのも魅力です。

ゼロクーポン債とは、クーポン(金利)がゼロの債券です。
例えば、額面が1000ドルの債券を450ドルのように安く買えます。
450ドルで買った債券が満期時には1000ドルになって返ってくるので、この差額がリターンというわけです。

ゼロクーポン債の大きな魅力は利払い金が無いので、運用期間中に税金が引かれず複利で運用できることです。
利付債の場合、支払われる利子に税金がかかってしまいます。
この差が長期では大きな差になります。
運用目的が老後資金などのように長期的に運用し、キャッシュフローを考える必要がなければ途中で利子が支払われる必要はないので、ゼロクーポン債の方が利付債券よりも効率的に資産運用ができます。
また、ゼロクーポン債も途中売却できるので流動性で劣ることはありません。
残存期間が長い場合は、高利回りが期待できる金融商品です。